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レジスタンスアヴァロン プレイ人数:5-10人 プレイ時間:約30分 作者:? 発売:2004年発売 2004年大賞 ルール難易度:普通 戦略性:50% パーティー性:50% 運:0% 人狼が好きな人におススメ 『レジスタンス:アヴァロン』は、各自に配られた秘密の役割カードによって、正義の騎士側と、それを装う邪悪側に分かれ、唯一すべてを知るマーリンが誰なのかを探りながら、会話での推理と誘導によってクエスト(探索と解決)メンバーを選び、自軍を勝利に導くゲームです。 2010年に、マフィア/人狼タイプのゲームなのに司会が要らず、脱落者も出ない画期的な仕組みを導入して登場した人気の『レジスタンス』に、剣と魔法の世界を舞台に新たな「マーリン」の存在が加わった新タイトルです。 レジスタンス:アヴァロン:展示用写真 全員、自分の正体を隠しながら、本来行なわれるべき行動を邪魔をしようとするのは誰なのかを探っていくタイプのゲームです。 正義と名誉のために戦う、アーサーの忠実なる家来たちの中に、邪悪なモードレッドの手下が全員の4割ほどの人数(5人中2人など)だけ紛れ込んでいます。 全5ラウンドで、毎回「クエスト(探索と解決)を実行」として、実行するチームメンバーが数人選ばれると、そのメンバーは全員、秘密裏に〈成功〉〈失敗〉のどちらかのカードを提出します。この結果、もし1枚でも〈失敗〉が提出されていると、そのクエストは“失敗”になってしまいます。 クエストが3回失敗してしまうと邪悪側の勝利となります。クエストが失敗したということは、今回選ばれたメンバーの中に邪悪側がいるということですが、誰がどのカードを提出したかは判らないため、とりあえずその中の誰かが邪悪側であることや、なぜそのメンバーが選ばれたのか、また、さきほどの回はどうだったかなど、会話を行ないながら推理を働かせる必要があります。 一方、もし推理によって邪悪側だと特定されたとしても、ゲーム中に脱落することはありません。正義の騎士側は3回のクエスト成功を達成することが目的なので、クエストメンバー選出時に、邪悪側と思しき人を選ばなければ良いのです。 しかし、邪悪側ではないと思われるメンバーを選んだはずなのに、「そのメンバーは危険だ!」とその選出が反対され、また選びなおしになるかもしれません。反対したのは邪悪側だからなのでしょうか? それともその人だけが知っている情報があるのでしょうか? 実は、ゲームの最初に1人だけ、正義側かつ〈邪悪側が誰なのかをすべて知っている〉存在として、魔法使いの〈マーリン〉役が与えられます。マーリン役は邪悪側が誰かを味方に伝えたいところですが、あからさまに伝えてはいけません。ゲーム終盤、正義側が勝利する寸前、誰がマーリンなのかを見破られると、邪悪側に逆転勝利されてしまうからです。 この重要なポジションをうまく使いこなせるかどうかに正義側の勝利が掛かっているでしょう。 こうしてゲームを続けていき、クエストが3回成功してマーリン役を見破られなければ正義側の勝ち、3回失敗すれば邪悪側の勝ちです。 ここがオススメ: 『タブラの狼』や『ミラーズホロウの狼男』に代表されるような、疑心暗鬼に駆られながら犯人を特定する人狼系のゲームのテイストを持ちながら、特定の司会進行役が必要なく、ゲーム途中で脱落者も発生しないという、元々の『レジスタンス』の優れた特徴を受け継ぎ、さらにマーリン役の存在によってさらに高度な会話でのやりとりができるようになりました。自発的に人を疑ったり、人を説得するような会話を楽しめる大人向けとしておすすめのゲームです。 元の『レジスタンス』から、必要なカードやマーカー類が少し改良されていて、より遊びやすくなっています。 ホビージャパン レジスタンス アヴァロン日本語版 (5-10人用 30分 13才以上向け) ボードゲーム
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ダンジョン一覧 > 魔城アヴァロン 文目の間 独断の間 死天龍の祭壇 ラストバトル 文目の間 フロア モンスター エッグ チップ - ハイランダー ? ? - 岩竜・アゴン? ? ? - アースナイト ? ? - フレイムナイト ? ? - バーサーカー ? ? - 炎龍・ブレイズ ? ? VS アヌバイシス ? ? VS 重岩龍・ガルムット ? ? BOSS カトブレパス? ? ? お宝ミッション 独断の間 フロア モンスター エッグ チップ - ベルセルク ? ? - アクアナイト ? ? - 水龍・レイス ? ? - ホワイトナイト ? ? - ホワイトビショップ ? ? - 雷龍・キリサメ ? ? VS 滅水龍・ティーチ ? ? VS メガ・ヒカりんじゃー? ? ? VS メガ・アワりんじゃー? ? ? VS メガ・ホノりんじゃー? ? ? VS メガ・モリりんじゃー? ? ? VS メガ・ワルりんじゃー? ? ? BOSS ヴァンパイアロード ? ? お宝ミッション 死天龍の祭壇 フロア モンスター エッグ チップ - ブラックナイト ? ? - 邪龍・ネメシス ? ? - 炎鎚の蛮勇・プロメテウス ? ? - 蒼剣の覇王・ジークフリート ? ? - 碧槍の英雄・クーフーリン ? ? VS 凶邪龍・ディアボロス ? ? BOSS 死天龍・アークヴェルザ ? ? お宝ミッション ラストバトル フロア モンスター エッグ チップ BOSS 究極生命体・エニグマ? ? ? BOSS 緋天の首? ? ? BOSS 蒼天の首? ? ? BOSS 樹天の首? ? ? BOSS 夜天の首? ? ? BOSS 聖天の首? ? ? お宝ミッション
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【ミルドレッド・アヴァロン】 【作品名】 アルカナハート 【ジャンル】 格ゲー 【名前】ミルドレッド・アヴァロン 【属性】 聖霊に成った聖女 【大きさ】女性の平均よりそれなりに高い 【攻撃力】巨大なビームを放つ、ほぼ宇宙の大気圏上から地上まで瞬時に着弾 (ゲーム中では、大気圏までの移動を含め1/60秒程度と思われる。実質的には無時間攻撃だが) 現実的な弾即は不明(ライフルと同速でマッハ3か) 数十メートルの範囲に隙間無しで降り注ぐ 「轟天焦」 爆炎を周囲2m程に炸裂させる 「フェアルグ ロルグ」 落雷を3発同時に引き起こす、手を振る動作のみ 「養分吸収」 手から巨大な蔦を出し、相手の生命力を奪い取る 同等の速度の相手に当てることが出来る、射程10m未満 どの攻撃も約20メートルの高さから叩き落されてもノーダメージ、落雷を数十発受けても戦える相手を 5発未満で倒す 【防御力】ガード・光の幕で攻撃を遮断する 「岩戸」 移動中常にバリアを張る、実質的にガードと同じ 約20m程から蹴り落とされても無傷、余力があれば受身も取れる それに耐えれる相手を3激で倒す大剣も、ガードすればノーダメージ 自身の攻撃も全て耐えれる ガード出来なかった場合は、十数発で戦闘不能 【素早さ】「デシリュール」 数十メートルのワープ、思考発動 シナリオでも大気圏外まで1分もかかってはいないだろう速度で飛行 (ゲーム中では無時間で宇宙まで飛行できるが) 1/30秒で繰り出される打撃をガード可能 【特殊能力】「塵染の意」 自身の残像を作り出す、残像とはいえ本体と同程度の耐久力を持つ 自立行動はせず、一瞬で消滅 動作は特には必要ない 聖女であり、精霊のような見えないものを見て干渉することが可能 聖霊であり、常人には知覚出来ない 宇宙生存可能 【長所】複数のアルカナ(聖霊)を使うかのような性能 【短所】17だがばばぁ扱い、無時間行動は流石にアウト 【戦法】大気圏まで上昇しながら、ビーム 効かない時のみ、他の手段も試す 1スレ目 183. 格無しさん [sage] 2010/09/09(木) 22 01 53 ID gx8M74WS ミルドレッド・アヴァロン ×>仙水>カズマ:瞬殺負け ×>範馬勇次郎:早いし攻撃力高いのでボコボコ ○>朱鷺宮神依:対象時止め効かない。ビーム勝ち ○>飴谷 千歳>雨霧 >二条レン=俺:先手ビーム勝ち 範馬勇次郎>ミルドレッド・アヴァロン>朱鷺宮神依 涼宮ハルヒ 運動神経が非常にいいため>鶴屋さん以上 涼宮ハルヒ>鶴屋さん>相模 正人 (金属バットの壁) .
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http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1251769244/ 1. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 40 44.41 ID xhDGRan60 喪われた近未来―― 現実への失望を埋め合わせるべく、若者たちは仮想戦闘ゲームに熱中していた。 架空の世界で繰り返される死。 その見返りとしての興奮と報酬は多くの若者を熱狂させ、 パーティと称する非合法集団の群れと無数のゲームフリークス(ゲーム中毒)を出現させた。 時には脳を破壊され、未帰還(ロスト)者と呼ばれる廃人を生み出す危険なゲーム。 この呪われたゲームは、英雄の魂の眠る場所―― それを人々は”アヴァロン”と呼んだ。 3. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 41 40.23 ID xhDGRan60 Display Map ... Search ... Reference ... Detalls A-0253361 Wasteland 154023 009513 052586 -0035 0351 0195 Main Battle Tank-1 T-72M2 37-412-9174 048500,0106,004680 -Lock on- Main Battle Tank-1 T-72M2 37-412-9155 177232,01693,01693 -Lock on- Main Battle Tank-1 T-72M2 37-232-9105 201925,01935,00897 -Lock on- Anti Aircraft Tank-1 ZSU-23-4M1 SHILKA 37-805-7179 080325,-00128,-00788 -Lock on- 5. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 42 29.90 ID xhDGRan60 ヘリの爆音、そして戦車の隊列が草原を駆ける轟音が私のお腹にまで響いてきます。 ZSU-23-4M1 ”シルカ”対空戦車が、砲塔を旋回させている。 小さなレーダーを乗せたお椀のお化けのような砲塔から4つの23mm機関砲が生えた姿はちょっと不格好。 4つの発射炎を噴き出しながら、薬莢がバラバラと散らばります。触ったら熱そうだなあ。 その内ヒューンと甲高い音を立てて、対戦車ミサイルが空から降ってくる。 あっという間に4台の戦車たちは炎につつまれ、火柱が上がります。 キャタピラが外れ、散らばり、パーティクルで構成された爆発の”エフェクト”が交互に重なり合う。 でもこの”クラスA 0253361番 ウェストランド”は、もうお別れ。 私の周りは煉瓦を崩していくように切り替わり、ヨーロッパ風の町並みが姿を現していきます。 どんよりとよどんだ空気が、私のやる気をちょっぴり奪うけど、逃げまどうニュートラルたちが私の気を引き締めます。 街道の向こうからは、数台の戦車。 逃げまどう民衆。 爆音と轟音、悲鳴、雄叫び。 殺人と破壊、戦闘のお遊戯。 空の色はくすんだままで、私の色も褪せて落ちてしまったよう。 そんな中に、私、平沢唯は降り立ったのでした。 8. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 43 36.90 ID xhDGRan60 T-72M2戦車のドライシングルピンキャタピラがきしみ、キュラキュラと嫌な音を立てます。 私は持っていたライフルを肩に背負うと、一目散に走り出しました。 唯「……っ!!」 他のプレイヤー……ファイターやシーフ、メイジたちが、銃を撃ち鳴らします。 T-72の前面装甲にはじかれ、AKの軽い銃声と虚しい金属音が響き渡る。 クーン、とサイレンと手押し車を合わせたような音が聞こえてきて、視界の隅にいるT-72の砲塔が回るのがわかる。 唯「はっ……!」 私はすぐさま戦車に肉薄して、よじ登らんばかりになります。 戦車は同軸機銃を撃ちまくり、プレイヤーたちが撃たれ、死亡していく。 この”アヴァロン”のルールは単純。 敵を倒して、経験値を手に入れる。死亡すれば、苦痛とともに現実へと還る。 ふと前を見れば、他のプレイヤーが私を見つけて銃を向けている。 私が敵を倒して、経験値をもらっていっては困るみたい。 唯「やってやる……っ!」 いきなり始まった相手の銃撃を戦車の車体でかわし、その上に飛び乗る。 待ってました、といわんばかりに私は砲塔の上へよじのぼり、ぺたりとキューポラの上に腰を下ろした。 すぐに車載機銃のグリップに掴みかかり、敵に照準を合わせて、トリガーを叩く。 唯「うああああっ!!!」 大口径の機銃弾が敵に浴びせられ、一瞬のうちに死亡、消滅。 路上の車が蜂の巣になり、タイヤがガタガタと沈み込みます。 ベルトリンクで給弾される弾薬が無くなるまで、私は撃ち続けました。 気づけば、もう敵はいない。 9. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 44 45.23 ID xhDGRan60 唯「はぁ……」 私はおもむろに立ち上がり、灰色の空を見上げました。 顔を覆っていたマスクとヘルメットを投げ捨てて、深呼吸。 唯「……ふぅ……」 そして、ホルスターからPPK拳銃を取り出して、撃ち漏らしたプレイヤーを一人、殺しました。 唯「クラスAは、まだ早いよ」 唯「レベルを上げて、出直てきなさいっ」 ちょうどそのとき、私の上を重攻撃ヘリが爆撃していきました。 11. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 48 07.88 ID xhDGRan60 たくさんのプレイヤーたちが、草原を駆け抜けていく……。 鯨に虫の頭を生やしたような重攻撃ヘリが空中に出現して、プレイヤーたちは熱気に包まれました。 フラグ……マップの最終目標です。 二つの巨大なローターが爆音を上げて、草を吹き飛ばす。 唯「ほっ……! ほっ……!」 私はみんなが塹壕を飛び越えフラグへと向かっていく中、塹壕の中を駆け抜ける! 肩には大事なSVD狙撃銃を担いで、できるだけ早く走っていく。 他のみんなが、機関銃を浴びせ、RPGを撃ち込んでいる。 でも正面からじゃ、パーティでも勝てるはずがない。 プレイヤーたちはロケット砲を空から撃ち込まれ、機銃掃射を受け、どんどん死亡していきます。 私は一番近い廃墟の中へと飛び込み、天井のない二階へと駆け上がる。 ちょうどい壁の穴を見つけて、すべりこみながらSVDの安全装置を解除する。 足を広げて、スコープを覗き込んで……。 唯「いくよ……!」 16. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 50 31.04 ID xhDGRan60 敵はミサイルとロケットを撃ち尽くし、空中で優雅にホバリングを決めている。 私はゆっくりとスコープの倍率を上げて、息を整える。 唯「しょだん!」 はずれ。 コックピットに風穴を開けるだけ。 唯「じだん!」 はずれ。 コックピットに風穴を開けるだけじゃ涼しくなっちゃう。 唯「……とどめっ!!」 引き金を引いた瞬間、私は床の大穴から一回へと飛び込む! 廃墟の横で放棄された戦車の上に飛び乗り、車載機銃を上に向け、敵を睨んだ。 兵装を操作する人間を失った敵機は、もはや的と同じ。 無心で機銃を撃ちまくり、遠目に見ても敵の機体は穴だらけ。 そして、爆発。 私はちょっとだけ青い空に向かって、投げキッス。 誰かが上から見ていたような気がしたけれど……そんなこと気にならないくらい、嬉しいからいいや。 Mission Complete 18. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 52 30.44 ID xhDGRan60 Destoyed Emeny ------------------------------ Dog Soldier x13 4120e+06 Heavy Armed Soldier x3 5800e+06 Player x9 1620e+06 Heavy Armed Chopper x1 320000e+06 ------------------------------ Point 308968e+06 Time 10 00 00 ------------------------------ Gotten Item SVD 7.62x56R x1Mag 30000e+06 PPK 380ACP x2Mag 12000e+06 17 ちょうどキャラの数と性格が合ってたもんで 20. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 53 11.58 ID xhDGRan60 AWETGKAOEWFEGPLPLPSLEGPHERJHOERSGHKS+LFWEPGF FJODWADKZ+ FDSA FSPFJQWDKL+AFSDZJFAKPFDKAFKW EKSAFJKLASDJ AWLFKDJSZKVG FOKAEJFOKSAM KALSDJJFGAHW ODKGOSJKOTSO AVALON IOEJFIHSJFNE FEISJFKLASNC ;VJSLA;KFPOE OWIEOQWKDOAC DGIJSOPFKA@W FSOJKFKLDZMVKLSDJFOPAKFL;WAFDL;AJFOAOFJAWOPA GESKGSLEFEAWFOWIEWLGSIGZGIRESLKGPSKGRSGKSEKG LOG OFF ... 21. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 53 54.45 ID xhDGRan60 ぼんやりと、真っ暗な視界が戻ってきて、私は意識を現実に戻しました。 唯「ん……うぅっ……」 薄暗い、壁に配線の走った個室……下着姿でベッドに寝ころんだ私。 ゆっくりと頭に被った端末を脱いで、一息つく。 ベッドから降りて、壁にかけた服を着る。 汗かいたから、帰ったらシャワー浴びなくちゃ。 さわ「相変わらず見事な腕前ね、”うんたん”……いえ、唯ちゃん」 天井からぶら下がったモニターの中に、さわちゃん先生が姿を現した。 唯「さわちゃん先生〜」 この人は”アヴァロン”のゲームマスターと言われている人。 なんだけど、私はなんとなく、さわちゃん先生と呼んでいる。 ……どことなく、昔通っていた学校のある先生に似ているから。 唯「さわちゃん、7.62mmを1マガジンと、PPK、2マガジン補充したいな」 さわ「もう二、三度コンプリートすると、レベルアップよ」 さわ「タイムリミットのハンディがつくわ。判っている?」 唯「……残ポイントはキャッシュでお願い、さわちゃん先生」 さわ「ソロプレイは今まで以上に危険になるわ……」 さわ「また、パーティを組む気は……ないの?」 23. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 55 47.04 ID xhDGRan60 私は黙ったまま、コートを着込むと、通路に出て行きました。 もう、パーティは組みたくない。 さわちゃん先生だって、知ってるはずなのに。 ロビーに戻ると、さっきの私のプレイが巨大なモニターに映し出されていた。 他のプレイヤーたちが、食い入るように見つめている。 私は気にせずカウンターの前に立ち、IDカードを差し出す。 唯「お願いします」 ポイントは、お金に換えることができる。 かくいう私も、そのお金で生活しています。 和「いい稼ぎね」 カウンターの向こうから、聞き慣れた声が届く。 唯「うん、まあまあね」 私の幼なじみの、和ちゃん。 今はこうして、プロバイダのカウンターのお仕事をしています。 引き出しを開けて、お札を数えてている間、私はカウンターの周りを見回した。 二人の子供の像。 左の子の首はなくなってしまっている。 和「はい、今日の分」 和ちゃんが慣れた手つきでお札を束ねて、IDカードと一緒にカウンターに滑らせた。 唯「ありがとう」 唯「じゃあ、帰るね和ちゃん」 和「ええ、憂ちゃんにもよろしく」 唯「うん」 和ちゃんは、アヴァロンから還ってきた私を見る度、なにかもの悲しい表情をします。 22 押井守の「アヴァロン」です 25. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 57 26.04 ID xhDGRan60 建物から出ると、夜の冷えた風が私に身体に突き刺さります。 唯「うう〜っ、寒い!」 早足で、家へと急ぐ私。家に帰れば、憂が待っているから。 電車に揺られながら、私は今日の戦いを思い出しています。 ちょっとぼーっとしてしまうと、エンジンの爆音と、キャタピラの軋む音が聞こえてくるよう。 とっても静かな電車の中でも、心がなかなか落ち着かない。 唯「……はぁ……」 戦争中毒? アヴァロンは仮想空間だよ……? 電車の中で振り返った時、自分の目つきが違うことに気がついた。 こんなの私じゃない……平沢唯じゃないよ。 唯「……っ!」 私は頭をぶんぶんと振って、早く憂の待つ家に帰ろう、それだけを考えました。 隣の線路を、反対方向の電車が走り去っていく。 24 「カウンター」と表記してしまってます、ごめんなさい。管理のおばちゃんは和です 26. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 58 11.76 ID xhDGRan60 唯「ただいま」 憂「お帰りお姉ちゃん! ご飯、できてるよ」 憂「一緒に食べよ」 唯「うい〜っ!」 思わず、憂に飛びついてしまう。 憂「もう、お姉ちゃんったら……」 やっと、やっと現実の世界に還って来れような充実感。 殺伐とした殺しの世界では決して感じられない温かさがそこにあります。 それを憂もわかってくれるから、ゆっくりと私を抱きしめてくれる。 唯「メールは……なし、か」 ご飯を食べ終わって部屋に戻った私は、何気なくパソコンの電源を入れていた。 相変わらず、メールは誰からも来ない。 あの日から、誰からも連絡など来ていない……当然だよね。 私はパソコンをほったらかしにして、ベッドに身を投げた。 冷えた布団が、廃墟の空気のようにまとわりつくのを感じて、身震いしてしまう。 そのまま私はやりきれない気持ちでいっぱいになって、泣いてしまった。 明日になれば、またアヴァロンで戦って生活する。 だから、泣いちゃダメだよ、私。 私のするべきことは、憂にこれ以上迷惑をかけないで、一緒に幸せに暮らすことなんだから。 28. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 10 59 38.86 ID xhDGRan60 つぎのひ! 私はロビーに集まる人だかりがいつもより増えているのに気がつきました。 昨日私が墜とした重攻撃ヘリを他の人が破壊した映像らしい。 唯「……!」 「おい……この戦法ってよ」 「まるで”うんたん”の……」 ヘリが爆発を残して跡形も無く消え去り、小さく歓声が沸いた。 「奴よりも早いぜ……」 「しかも、確実ときた」 マントを被った人が、私と同じ戦法で、私よりも早く確実にヘリを破壊していた。 私に対する挑戦……? あの人は何がしたいんだろう。 内心はらはらしながらモニターを見ていると、その人がこちらを振り返った。 唯「うそ……」 ウェーブした綺麗な髪、たくあんみたいに太い眉毛。 人差し指と中指をクロスさせて、にこやかに笑っているのは…… 唯「ムギ……ちゃん……?」 そしてにこやかな笑みが、ふっと挑戦的な笑みへと変わった。 嫌らしいほどに優雅な笑顔。 私はすぐにロビーの隅にあるパソコンへと走った。 唯「ごめんなさい、どいてっ!!」 パソコンの前にいた人を突き飛ばして、私はキーボードを叩き始めた。 唯「クラスA完遂者……最新データを要求……!」 ムギちゃんがアヴァロンにいたなんて……誰からも聞いてないよ。 29. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 00 43.26 ID xhDGRan60 モニターに検索結果が表示されて、私は食い入るように見ました。 唯「クラス……”ビショップ”」 唯「登録名不詳!?」 意味がわかんないよ。 登録者名が表示されないなんて、ありえないはず。 唯「そうだ、アクセスポイントを……」 検索にムギちゃんのアクセスポイントを要求する…… 唯「データなし……?」 ありえないよ。どこからもアクセスしていないなんて。 唯「そうだ……さわちゃん先生に……っ!!」 滑って転びそうになりながら、私は端末のある個室へと走った。 勢いよくドアを開けて、モニタに向かって叫ぶ。 唯「さわちゃん!!」 さわ「どうしたの? 唯ちゃん」 さわ「まだ回線は空いてないわよ」 部屋の電気が点き、モニタにさわちゃん先生が現れる。 さわ「いくら”うんたん”の唯ちゃんでも順番は……」 唯「それはキャンセルでいいから!」 唯「さわちゃん先生。頼みがあるの……!」 さわ「それは駄目よ。唯ちゃん」 唯「どうして!?」 さわ「個人的な依頼は受けられないの。公正を欠くことになるから」 さわ「唯ちゃんも、わかっているはずよ」 唯「お願いさわちゃん! クラスAをクリアした”ビショップ”の情報が欲しいの!」 唯「パソコン以上の検索ができるはずでしょ!?」 さわ「……どうして彼女のことを?」 唯「どうしても会わなきゃいけない人なの……!」 さわちゃんは先生は少しばかり沈黙した。 30. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 02 31.87 ID xhDGRan60 私の必死の願いは、伝わっただろうか。 さわ「……”うんたん”」 さわ「他のプレイヤーとの接触は持たない」 さわ「それがあなたの主義じゃあなかったの?」 さわちゃん先生の声は、冷たく私の耳に届いた。 唯「……うん」 私は、あの日から”ソロプレイヤー”として生きることを選んだ。 唯「それが、私の主義だよ……」 私はそれ以上何も言うことなく、個室を後にした。 31. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 03 57.90 ID xhDGRan60 アヴァロン――林檎の樹と霧の彼方の伝説の島 アヴァロン――いつの日か アヴァロン――英雄の訪れる妖精の島 アヴァロン――いま英雄が旅立ちを迎える伝説の島 アヴァロン――九人の女神と アヴァロン――ともにある聖霊の島 あゝ、アーサーよ 霧の水面にいま船は旅立つ――アヴァロンへ 32. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 07 39.14 ID xhDGRan60 ?「ねえ、ちょっと!」 夜も更けたある日の帰り道、私は聞き覚えのある声に呼び止められました。 唯「誰?」 電灯の下に照らされたその人は、すらりと伸びた綺麗な黒髪、豊かな体つき……そう、澪ちゃんでした。 澪「やっぱり唯、か……」 唯「澪……ちゃん……」 澪「元気そうだな」 唯「……う、うん」 過去の栄光を今一度照らすように懐かしみ、微笑み、澪ちゃんは言った。 澪「唯、今時間ある? 少し、話したいこともあるんだ」 唯「あ……うん、いいよ」 ”放課後ティータイム”の仲間。 輝かしく、忌まわしい過去を一緒に背負った一人。 私たちはアヴァロンのプレイヤーたちが利用できる食堂に入っていく。 お金を払ってもIDカードを持っていなければ、ここで食事することはできない。 あんまり美味しいわけじゃないけど、たまに私もお昼ご飯をここで食べることがある。 澪「いろんな噂が耳に入ってくるよ。”放課後ティータイム”のメンバーだったせいもあるけど……」 澪「ほんと、未練なのかな」 ”おじや”の盛られた皿をトレイに取りながら、澪ちゃんが言う。 澪「顔を突っ込むつもりなんかないのに、聞きたくもない話を聞かされるよ」 唯「そうなんだ……」 私はココアをひとつもらって、トレイの上にちょこんと乗せる。 澪ちゃんはミネラルウォーターのペットボトルを一本とっていた。 澪「凄腕のソロプレイヤーがいて、それが女の子だ、ってさ」 澪「もしかして、って思ってたら……ほんとに唯だった」 秋刀魚の煮付けと漬け物をトレイに乗せながら、澪ちゃんが続ける。 34. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 12 40.56 ID xhDGRan60 唯「澪ちゃん……調べたの?」 澪「何を?」 唯「私のデータ」 澪「……偶然だよ。嘘じゃない」 澪「また唯たちと組むことができるんだったら……運命の再会かもしれない」 私は、何も答えない。 澪「……じゃあ、あそこで食べよっか」 食堂の机の端をとって、二人向かい合って座る。 私のトレイを見て、澪ちゃんが不思議そうな表情を浮かべた。 澪「……あれ? 唯は晩ご飯、食べないのか?」 唯「憂がご飯作って待ってるから、いいの」 澪「……そっか」 澪「ごめんな、唯。つきあわせちゃって……」 唯「ううん、全然いいよ」 私はココアを一口飲んで、澪ちゃんはおじやを一口食べる。 澪「唯は”ファイター”だったよな」 澪「”ファイター”なら、ソロでもプレイできる」 澪「私は”シーフ”だから、ソロじゃとてもじゃないけど戦えないな」 唯「そっか……澪ちゃんは今、どうしてるの?」 澪「適当なパーティと、斥候と罠の解除とか、ナビゲーターやってる」 ミネラルウォーターをぐいっと飲んで、澪ちゃんは一息ついた。 唯「でも澪ちゃんの腕なら、どこでもやっていけそうだね」 澪「ふふっ、そうでもないよ」 澪「……放課後ティータイムのわだかまりが……今も残ってる」 あまり聞きたくない言葉が、私の耳に届く。 澪「他の人だって、そうさ」 澪「最強といわれた”放課後ティータイム”のメンバーだった過去は……ハンディにすらなるから」 33 ごめん、出ないです 35. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 14 05.47 ID xhDGRan60 澪「”放課後ティータイム”は……」 もう聞きたくない。……頭が痛くなってきた。 澪ちゃんの口から発せられる言葉の一つ一つが耳に届く度、胃がきりきりと痛み、吐き気がする。 澪ちゃんはどうしてそんなことを次々と言えるのかわからない。 唯「……っ!」 気がつけば私は、思い切り机を叩いて立ち上がっていた。 澪「唯……」 澪「ご、ごめん唯……私……っ!」 澪ちゃんが顔色を変えて、私に謝る。 唯「聞きたくない」 私は澪ちゃんを一瞥すると、椅子から離れた。 澪「ひっ……!」 澪ちゃんがすくんだように私を見上げる。 唯「……想い出に浸ってるほど、私も暇じゃないから」 私は財布からお札を適当に数枚とると、澪ちゃんのトレイに投げた。 澪「唯……!」 唯「お礼はいらないよ」 アヴァロンのおかげですっかり険悪になった私の目を見て、澪ちゃんがおそるおそる言った。 澪「違う……」 唯「?」 澪「そうじゃない!」 澪ちゃんが声を荒げて、私を制止した。 澪「待って唯……梓のことは?」 唯「あずにゃん……?」 何であずにゃんの話になるの。 あずにゃんがどうしたっていうの? もうみんな離ればなれなのに。 私が途方にくれたように立ちつくすと、澪ちゃんがホッとしたように続けた。 澪「その様子だと……聞いてないみたいだな」 澪「梓もソロでやってたんだけど……”ロスト”した」 36. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 21 14.39 ID xhDGRan60 真っ白な病院の壁が、窓から入る陽光を反射する……。 看護士が車いすを押し、担架に横たわった患者の世話をしている。 ――唯も、聞いたことがあるだろう。クラスAの、隠れキャラの話……。 車いすに座った男の人は、ぐったりと虚空を見つめている。 その目には、もう二度と光は差さない。廃人。 私は思わず目を逸らして、早足で歩いた。 ――出るんだって、妙なニュートラルキャラクターが。 病棟のそこら中、死んだように眠る廃人だらけ。 医者や看護士たちは働きアリのように歩き回る。 ――哀しそうな目をした、少女なんだ。 プログラムのバグだっていう人もいるらしいけど……”ゴースト”って呼ばれてる。 その少女を追いかけた人は……”未帰還”……つまりロストしてしまうんだ。 それが判っていながら、なぜ追うのか……? 唯だって知ってるだろ。 リセット不能の幻のフィールド、”スペシャルA”が存在するって噂を。 危険だけど、獲得できる経験値も法外なフィールド……。 ”ゴースト”はそこに通じる唯一のゲートなんだそうだ。 だから、追う。アヴァロンを究めようとするプレイヤーは……。 スペシャルAを目指して。 梓も―― 37. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 23 49.86 ID xhDGRan60 ベッドに横たわったまま、物言わぬあずにゃん。 その目は、一体何を見ているのかわからない。 でも、何か……遠いようで近い、もうひとつの世界のようなものを見ているような気がして、私はあずにゃんを見つめた。 唯「あずにゃん……」 目を瞑れば……あの日を思い出す。 軽音部のみんなと共に送った日々を。 38. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 26 09.66 ID xhDGRan60 律「澪! アヴァロンって知ってるか?」 澪「なんだそれ、馬か?」 律「違うっ! 今話題のネットゲームだよ!」 IDカードを申請して登録すれば、誰でもできる。 当時、現行のMMORPGとかを遙かに凌駕した究極のネットゲームといわれていた。 個室を借りて、頭に端末をかぶってプレイすれば、現実のような感覚でネットゲームができる。 究極だけど、リアルすぎて”おたく”向け。 ルールは簡単。現実的すぎる仮想空間で、銃を持って戦う。 プレイヤーキャラクターの職業を選んで、経験値でレベルを上げ強くなる。 ポイントは武器を買うため、そして現実のお金に換算することもできる。 いわゆる”プロゲーマー”になれば、それで生活することもできることが証明されたのはまだ先の話だけど……。 でも”おたくゲーム”なんて言われていたのもつかの間。 女子高生でも、会社員でも、誰でもその魅力に取り憑かれていった。 バランスのとれた6人ほどのパーティをくみ、他のパーティたちと競い争う。 39. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 29 07.60 ID xhDGRan60 澪「みんな、新聞の記事を見たのか!?」 澪「脳を壊されて廃人になるって……!」 律「でもよお、それって年に数人だろ。澪」 澪「それにしたって危険じゃないか!」 澪ちゃんはこのゲームの危険さ…… きっと、脳を破壊されて廃人になる前に、ある種の廃人になってしまうことが想像できていたんだと思います。 唯「でも、お小遣いも入るし……何より面白いし」 紬「まあ、私も悪くないと思うわ」 律「梓はどう思う?」 梓「澪先輩が正しいと思いますっ!」 梓「練習だって回数減っちゃってるじゃないですか!」 どうしてあの時、私は気づくことができなかったんだろう。 律「ようし、じゃ練習して、帰りにみんなでアヴァロンやろうぜ!」 唯「さんせーいっ!」 梓「それなら……まあいいですけど」 大学を中退した私は、アヴァロン最強とうたわれたパーティ”放課後ティータイム”の一員となっていた。 りっちゃんと澪ちゃん、あずにゃんそして……私。 ムギちゃんは遠くへ嫁いでいってしまい、それ以来会うことができなくなってしまっていた。 みんなと会うのは、アヴァロンの中だけ……。 みんなで集まってバンドをすることは、なくなっていた。 その時の私は、アヴァロンの面白さに取り憑かれ、アヴァロンでお金を稼ごうと戦いに戦いました。 そんな私の姿が、澪ちゃんの言っていた”ある種の廃人”であることも気づけないまま。 莫大な報酬が手に入るクラスAに行けるだけの実力をつけた私は、さらにアヴァロンにはまっていった。 41. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 32 07.75 ID xhDGRan60 澪ちゃんは、大学に行きながらも、私たちに会うためにパーティに来てくれていました。 りっちゃんはフリーターとしてバイトをしながら、パーティにつきあってくれました。 あずにゃんはなんと、レベルが上がりづらいといわれる”ビショップ”で私よりも強くなっていました。 あずにゃんは高校を卒業してから、自分の身の上のことはまったく話さなくなりました。 最近は何をしているの? と聞くと、何かと話しをはぐらかされてしまう。 律「すっげえなぁ、報酬!」 澪「ほんと、唯と梓のおかげだな」 唯「そんなことないよ、みんなで戦って手に入れたお金だもん!」 梓「そうですね」 こんな時ばかりは、あずにゃんも可愛らしい笑みを見せてくれる。 律「んじゃゲームマスター、PG-7を5本補充ね!」 澪「多いだろ! 3本にして、後は7.62mmを3マガジンにしときなさいっ」 私たちはありあまる報酬を山分けして、アヴァロンでの名声を勝ち取った。 40 支援感謝です 42. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 35 31.91 ID xhDGRan60 ――機銃掃射だ!! 私は廃墟の中を駆け抜け、必死に遮蔽物を捜す。 窓の外の空には、2機のMi-24ハインドが迫っている。 その日私たちは、Aランクの中でも最も難しいといわれるマップを攻略していました。 強豪たちが”空の悪魔”ハインド攻撃ヘリのコンビネーションの前に敗れ去る恐ろしいマップ。 梓「澪先輩!! 右へ迂回して牽制をぉっ!!」 あずにゃんが一階にある壁の穴から、超低空に降りてきたハインドに向かって威嚇射撃する。 ガトリング砲の掃射がはじまり、あずにゃんは瓦礫の中にもがくように丸まる。 梓「……っ!!」 唯「あずにゃん!!」 梓「唯先輩!! 構わず火力を集中させてください!!」 あずにゃんが通路で立ち止まる私に怒鳴る。 律「唯! こっちだ早く!!」 澪「もう弾薬が少ない…っ!! いったん退却しよう! 梓!!」 律「くっそドジ踏んじまった!!」 43. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 36 34.62 ID xhDGRan60 りっちゃんが急に立ち止まり、瓦礫の裏に飛び込む。 私は思いっきり転んでしまって、銃が床の大穴から一階に落ちてしまう。 唯「……きゃあっ!!」 その直後、ハインドの機銃掃射。 巨大な弾丸が空気をかすめ、私の周りの床に大穴を開けていく。 澪「もうダメだ……逃げよう梓……!!」 梓「弱音を吐いちゃダメ!!」 梓「”放課後ティータイム”の戦闘に、リセットはないんです!!」 こんなのあずにゃんの声じゃない……。 恐ろしいまでに殺伐としたあずにゃんの叫び声。 梓「唯先輩……唯センパイ、ユイセンパイ!!」 私は仮想空間の中で、全身の血の気が引いていくのを感じる。 空の悪魔のうなり声、あずにゃんの叫び声、絶望の奈落に落ちたような状況―― 46. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 42 38.36 ID xhDGRan60 ――検索:アヴァロン 思い出してもしかたのない過去。 今でも嫌な気分になるハインドのエンジン音を頭の中でめぐらせながら、私はキーボードを叩く。 ――検索:ゲート 多すぎてアテにならない。 ――検索:アヴァロン ゲート ゴースト まだ、ダメ。 憂「おねえちゃーん」 憂が呼んでいる。 唯「ちょっと待ってー」 ――検索:アヴァロン ゲート ゴースト リセット不能 まだダメ。 ――検索:アヴァロン ゲート ゴースト リセット不能 コンプリート クラスA エンターキーを押して、さらに検索をかけてみる。 ここまでやればいけそうなんだけど……。 47. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 46 03.12 ID xhDGRan60 でもモニターに現れた予想外の結果に、私は身震いした。 唯「何これ……」 ”アクセス禁止” ”アカウント停止の警告” 唯「うわああっ……どうしよう……どうしよう!!」 憂「お姉ちゃん、どうしたの?」 憂がドアを開けて、私を呼びにきた。 唯「ういーっ!! 大変だよ!?」 憂「ど、どうしたのお姉ちゃん?」 唯「ぱ、パソコンが……」 憂が頷いて、パソコンに向かった。 憂「まかせて、お姉ちゃん」 憂がキーボードをパシッと押すと、警告は消えて検索画面は元に戻った。 憂「お姉ちゃん何見たの? こんなの初めて見た」 唯「ごめんね、憂。アヴァロンの事調べてたらこんなになっちゃって……」 憂「あれ、お姉ちゃん、検索にひとつだけ残ってるよ」 唯「え?」 憂が画面を指さした。 憂「ほら、ここ……”Nine Sisters”って」 唯「きゅうしまい……?」 取り消しにされた検索画面の中に一つだけ残ったキーワード。 何となく、私はマウスを掴みそれにカーソルをあわせた。 憂「待ってお姉ちゃん! ウイルスかもしれないよ!?」 唯「うぅーん……押してみる」 憂「ええっ!?」 48. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 11 54 21.45 ID xhDGRan60 http //www.youtube.com/watch?v=aTQfB8W0-EM BGM もうちょっと待ってください 52. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 12 00 45.46 ID xhDGRan60 そして、画面が切り替わり、くすんだ9人の女の子の写真が現れた。 ”アーサーここに眠る いつの日か再び蘇らん” 憂「お、お姉ちゃん……絶対怪しいよ」 唯「きっと大丈夫っ」 ”アヴァロンの非合法性を確認の上 あなたのIDデータを入力してください” 唯「……」 憂「これ……きっと詐欺だよ。やめておいた方が……」 唯「ううん……どうしても知りたいことがあるから」 私は憂の制止にかまわず、IDカードをリーダーに通して、情報を入力した。 ”クラスA 廃墟C66にて待つ” 唯「これって、来てってことだよね……」 憂「うん、そうだと思う……」 私は椅子から立ち上がると、クローゼットからコートを手にとった。 唯「ごめん、ちょっとアヴァロンしてくる」 憂「ええっ!! 行くの!? 危ないよ!」 唯「大丈夫。だって私はアヴァロン最強の”うんたん”だもん」 54. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 12 04 05.03 ID xhDGRan60 憂が泣きそうな目で私を見つめている。 このゲームが時に植物人間を生み出す危険なものということは憂も知っている。 憂「何かあったら、お姉ちゃんだけの問題じゃないんだよ!」 憂「こんな危ないゲーム……今まで何も言わなかったけど……もう……」 唯「だいじょぶだよ、憂」 私は憂をぎゅっと抱きしめる。憂はすすり泣いている。 唯「憂が泣きやむまで、ここにいるから、安心して……」 憂「うん……」 唯「行ってきます」 まだ目もとが赤い憂を残して、玄関を出る。 休日のお昼下がり。 なんてこと、ない。今日も同じようにアヴァロンで一暴れしてくるだけ。 憂が目を潤ませて、手を振ってくれる。 憂「気をつけて……ね、お姉ちゃん」 唯「すぐ帰るよ!」 56. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 12 05 15.40 ID xhDGRan60 服を脱いで端末を手に取った私に、さわちゃんが声をかける さわ「今日はクラスAの回線が結構重いから、ラグに注意してね」 下手にラグを起こして接続をしくじると、とても危険。 でも私はいちいち待っている暇はない。 唯「さわちゃん先生! ”九姉妹”って、聞いたことある?」 さわ「モルガン・ル・フェのこと?」 唯「もーがん・る・ふぇ……?」 さわ「そうよ……伝説の島アヴァロンを支配する、女神たちのこと」 さわ「傷ついたアーサー王を黒い舟で、水の果てアヴァロンへ運んだ九人の女神たち」 さわ「妖姫モルガンは、ノルスガリスの王女、荒れ地の女王そして……」 さわ「守護者である湖の姫」 唯「なんだか、神話みたい……」 唯「小学校の頃読んだ神話の本に、そんな話があったよ」 唯「旅の途中で舟が壊れて、とおい島に流れついたオジールの話」 唯「オジールを助けたモルガンは、金の指輪を渡して、不死と永遠の若さを授けたの」 さわ「でもオジールは、モルガンが自分の頭に載せた王冠に気づかなかった」 唯「”忘却の王冠”……自分の国のことも、何もかもみんなを忘れちゃったんだよね……」 私は端末をかぶって、目を閉じる。 唯「アヴァロン、始めて。さわちゃん先生」 58. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 12 06 58.75 ID xhDGRan60 クラスA 廃墟C66。 荒野の真ん中に建つ廃墟の中を、ゆっくりと歩く。 唯「……!」 不意に誰かの気配がして、拳銃を構える。 ?「待って! 撃たないで」 高校生くらいの女の子が飛び出してきた。 ?「……ほら」 訝しげに見る私に、銃のマガジンを外して見せる。 そしてコッキングレバーを引いて、チャンバーの中の弾薬まで落とした。 ジル「”九姉妹”の……ジルって呼ばれてるんだ」 ジル「高名な”うんたん”に会えるなんてね」 九姉妹? こんな私よりも年下に見える女の子が? でも相手もこうやって敵意がないことを示しているし……とりあえず行ってみよう。 唯「……お出迎え、ありがとう」 拳銃をしまい、SVDのマガジンを抜いて、チャンバーも解放してみせる。 59. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/01(火) 12 08 39.59 ID xhDGRan60 ジル「こっちよ」 そう言われて、廃墟の裏側……湖の前に来る。 もう一人、男の人がいる。 ?「ようこそ、”うんたん”」 抜いたマガジンを掲げて、彼も敵意がないことを示している。 正直なところ……とっても怪しい。 ?「……って……唯さんじゃないですか!」 唯「え……?」 聡「俺ですよ! えっとデコの……田井中律の弟の、聡です!」 唯「あっ、聡くん」 見覚えのある、りっちゃんに似た顔立ちの男の子。 そうだ、聡くんだ。 何度かしか会ったことはないけど、よく憶えている。 でも私は、そんなに甘くはない。 昔のただ、ぽわぽわとしていた頃の私なら気づかないかもしれないけど、今は違う。 唯「聡くん……何が望みなの?」 唯「無償で情報は……得られないものだから」 私のアヴァロンでの険悪な視線が、聡くんに突き刺さる。 聡「さすがは唯さん……」 聡「じゃあ……装備一切を渡してもらおうか」 唯「!」
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【作品名】 アルカナハート 【ジャンル】 格ゲー 【名前】ミルドレッド・アヴァロン 【属性】 聖霊に成った聖女 【大きさ】女性の平均よりそれなりに高い 【攻撃力】巨大なビームを放つ、ほぼ宇宙の大気圏外から地上まで瞬時に着弾 (ゲーム中では、大気圏外までの移動を含め1/60秒程度と思われる。) 大気圏外を120kmとすると120×60=7200km/sの弾速 数十メートルの範囲に隙間無しで降り注ぐ 「轟天焦」 爆炎を周囲2m程に炸裂させる 「フェアルグ ロルグ」 落雷を3発同時に引き起こす、手を振る動作のみ 「養分吸収」 手から巨大な蔦を出し、相手の生命力を奪い取る 同等の速度の相手に当てることが出来る、射程10m未満 どの攻撃も約20メートルの高さから叩き落されてもノーダメージ、落雷を数十発受けても戦える相手を 5発未満で倒す 【防御力】ガード・光の幕で攻撃を遮断する 「岩戸」 移動中常にバリアを張る、実質的にガードと同じ 約20m程から蹴り落とされても無傷、余力があれば受身も取れる それに耐えれる相手を3激で倒す大剣も、ガードすればノーダメージ 自身の攻撃も全て耐えれる ガード出来なかった場合は、十数発で戦闘不能 【素早さ】「デシリュール」 数十メートルのワープ、思考発動 シナリオでも大気圏外まで1分もかかってはいないだろう速度で飛行 自身のビームが直撃する寸前にガードの体勢を取って間に合うキャラと近接格闘可能 1/60秒程度で大気圏外まで飛行可能。 【特殊能力】「塵染の意」 自身の残像を作り出す、残像とはいえ本体と同程度の耐久力を持つ 自立行動はせず、一瞬で消滅 動作は特には必要ない 聖女であり、精霊のような見えないものを見て干渉することが可能 聖霊であり、常人には知覚出来ない 宇宙生存可能 【長所】複数のアルカナ(聖霊)を使うかのような性能 【短所】17だがばばぁ扱い、無時間行動は流石にアウト 【戦法】大気圏まで上昇しながら、ビーム 効かない時のみ、他の手段も試す 【備考】ラスボス。聖霊になる為に主人公を殺そうとしたり、関東を巻き込んだりした 参戦vol.5 276 465 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/02/07(火) 23 27 08.70 ID E9//SEmL ミルドレッド・アヴァロン考察 1mから7200km/s反応。秒に直すと約139ナノ秒反応で、亜光速反応(約333ナノ秒反応)の2.4倍。 亜光速戦闘の壁上から ○:黒セイバー>遠坂凛 落雷勝ち ○:神裂火織>ミーシャ 相手は255ナノ秒反応で、こちらは約139ナノ秒反応なので先手落雷勝ち ○:美里葵 落雷勝ち ×:間桐桜 影負けか ×:虚空院幽鬼 夏の陽光負け ×:ボア・ハンコック 石化負け この上は光速反応が増えてくるので難しいだろう。 間桐桜>ミルドレッド・アヴァロン>美里葵
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アヴァロン・ブルー TBS系テレビ「ランク王国」2012年12月・2013年1月度オープニングテーマ テレビ東京系「解禁!暴露ナイト」2013年EDテーマ BASIC MEDIUM HARD Level 2 5 8 Objects 83 175 333 BPM 180 TIME - Artist 藍井エイル Version plus(藍井エイル PACK) 動画 攻略 名前 コメント ※攻略の際は、文頭に[BASIC] [MEDIUM] [HARD] [SPECIAL] のいずれかを置くと、どの譜面に関する情報かが分かりやすいです。 コメント(感想など) 名前 コメント ↑攻略と無関係の曲に対するコメントはこちらでお願いします。あまりにもかけ離れた内容は削除される場合があります。
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【ミルドレッド・アヴァロン】 【作品名】 アルカナハート 【ジャンル】 格ゲー 【名前】ミルドレッド・アヴァロン 【属性】 聖霊に成った聖女 【大きさ】女性の平均よりそれなりに高い 【攻撃力】巨大なビームを放つ、ほぼ宇宙の大気圏上から地上まで瞬時に着弾 (ゲーム中では、大気圏までの移動を含め1/60秒程度と思われる。実質的には無時間攻撃だが) 現実的な弾即は不明(ライフルと同速でマッハ3か) 数十メートルの範囲に隙間無しで降り注ぐ 「轟天焦」 爆炎を周囲2m程に炸裂させる 「フェアルグ ロルグ」 落雷を3発同時に引き起こす、手を振る動作のみ 「養分吸収」 手から巨大な蔦を出し、相手の生命力を奪い取る 同等の速度の相手に当てることが出来る、射程10m未満 どの攻撃も約20メートルの高さから叩き落されてもノーダメージ、落雷を数十発受けても戦える相手を 5発未満で倒す 【防御力】ガード・光の幕で攻撃を遮断する 「岩戸」 移動中常にバリアを張る、実質的にガードと同じ 約20m程から蹴り落とされても無傷、余力があれば受身も取れる それに耐えれる相手を3激で倒す大剣も、ガードすればノーダメージ 自身の攻撃も全て耐えれる ガード出来なかった場合は、十数発で戦闘不能 【素早さ】「デシリュール」 数十メートルのワープ、思考発動 シナリオでも大気圏外まで1分もかかってはいないだろう速度で飛行 (ゲーム中では無時間で宇宙まで飛行できるが) 1/30秒で繰り出される打撃をガード可能 【特殊能力】「塵染の意」 自身の残像を作り出す、残像とはいえ本体と同程度の耐久力を持つ 自立行動はせず、一瞬で消滅 動作は特には必要ない 聖女であり、精霊のような見えないものを見て干渉することが可能 聖霊であり、常人には知覚出来ない 宇宙生存可能 【長所】複数のアルカナ(聖霊)を使うかのような性能 【短所】17だがばばぁ扱い、無時間行動は流石にアウト 【戦法】大気圏まで上昇しながら、ビーム 効かない時のみ、他の手段も試す 【備考】ラスボス。聖霊になる為に主人公を殺そうとしたり、関東を巻き込んだりした 9スレ目 24スレ目 109 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 59 25 ミルドレッド・アヴァロン ×>朧:気を狂わされ負け ×>万華鏡のニュクス:凍結負け ×>心:バラバラ負け ○>聖女アニス>ゲオルク・フォン・ルクス>ボルボックス 黒ナナ>ラオウ>リザードイチ:先手で上空からのビームで勝てる ミルドレッド・アヴァロン>聖女アニス>ゲオルク・フォン・ルクス 112 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 20 02 16 ミルドレッドが考察された!!! 119 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 20 09 18 89 109 もつなべ ついにミルドレッドが来たか
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カミーラ [部分編集] タンク型となっているが、物防がまったくない紙装甲。紫最短の召還時間を生かした餌なのだろうか? 品質 4 タンク-魔法型 生命 2800 攻撃 180 物理防御 40 魔法防御 100 物理貫通 0 魔法貫通 70 スキル1 火球術 スキル2 使用不可 高級能力 生命回復+1000 召還時間 8時間 獲得条件 BOSS(全Lv70・個神1/2・巣神1)・アイテム商店・タロット・謎のカード 図鑑説明 カミーラ 魔法防御B級。タンク型仲間。
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登録日:2012/02/06 (月) 00 02 57 更新日:2023/12/31 Sun 23 10 28NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 R2 アヴァロン コードギアス フロートシステム 双貌のオズ 双貌のオズO2 反逆のルルーシュ 戦艦 母艦 浮遊航空艦 神聖ブリタニア帝国 空中戦艦 『コードギアス 反逆のルルーシュ』及び『R2』に登場するブリタニア軍の浮遊航空艦。 ■アヴァロン 艦籍番号:BBAF-1001 全長:200m 武装: 76mm単装砲×8 ミサイル×多数 機銃×多数 防御用兵装 ブレイズルミナス 乗組員: ロイド・アスプルンド セシル・クルーミー 他 概要 ロイドやセシルらが所属する特別派遣嚮導技術部(特派)が開発を進めていた世界初の浮遊航空艦。 新開発の浮遊推進機関「フロートシステム」を実装しており、200m級の巨艦でありながら単独での長距離飛行能力を獲得。 単独での離着陸からはじまり、空中で静止や後退など同規模の飛行船などでは困難な運動が可能。 また静音性にも優れ、対空レーダーなどの探知機能が不十分な相手なら至近に接近されるまで存在を察知することも難しい。 艦橋は艦首のやや後ろの下部分に配置されており、内部は吹き抜けのような広い造りになっている。 この艦橋部のすぐ下には下部ハッチがあり、ここからKMFによる攻撃なども可能。 フロートシステムの普及も視野に入れた艦艇であることから、艦首にはフロート装備KMF出撃用のランチャーを設置。 内部の格納ブロックでの整備作業も可能であり、母艦としての機能も充実している。 艦体上部・側面・後部には大型の単装砲、その他各部に機銃やミサイルといった攻撃兵装を内蔵。 さらに空中という全方位からの攻撃が予測される戦闘シチュエーションから、防御用に高出力のエネルギー装甲システム・ブレイズルミナス発生装置も採用し敵からのミサイル攻撃なども容易に弾き返すことが出来、防御力も非常に高い。 ただし、当初ブレイズルミナスの展開範囲は艦体下部に限定されており、対空防御面に不安が残っていた。 その後艦のシステムが完成したことで下部方向以外への展開も可能になったが、巨体故やはり限界がありフジでの最終決戦では後部フロートのブレイズルミナスを攻撃で突破され不時着を余儀なくなされている。 このアヴァロンから始まった「浮遊航空艦」という新たな艦種は既存の戦術に囚われない画期的な代物であった。 ブリタニアでは量産化の目途が立ち始めたフロート装備KMFの普及も手伝ってその性能が大いに評価され、試作となったアヴァロンを基にした普及用量産仕様の浮遊航空艦の配備が進められることになった。 劇中の活躍 皇暦2017年(『反逆のルルーシュ』) 第2皇子シュナイゼルの座乗艦として登場。 式根島での黒の騎士団とブリタニアの戦闘に介入し、ゼロを倒すために搭載してきていたガウェインのハドロン砲で攻撃した。しかし、まだハドロン砲が未調整であった為地表へビームを拡散発射させる形となり、取り逃がした。 神根島の一件後は艦は特派預かりでロイドらが運用することとなり、直後のキュウシュウ戦役ではランスロット・エアキャヴァルリーの母艦として、フクオカ基地攻略のため戦線に参加した。 その後も特派の移動拠点として使われ、ブラックリベリオンの際にはアッシュフォード学園に突入し生徒達を艦内に避難させた。 皇暦2018年(『R2』) 特派を母体とした研究チーム「キャメロット」の母艦として運用されており、太平洋奇襲作戦の折再びエリア11へ戻って来た。 その後はスザクたちラウンズの面々が母艦として運用し、中華連邦での戦闘や第二次トウキョウ決戦などではシュナイゼルの座乗艦として用いられた。 第二次トウキョウ決戦後シュナイゼルが姿を晦ましたことでアヴァロンはブリタニア軍に残されてていたが、ルルーシュ皇帝が即位するとブリタニア軍の旗艦となり、最終決戦ではルルーシュ皇帝自らが指揮を執るために乗艦。 終盤には、身を挺した星刻の神虎の天子砲による攻撃で、上方部の第一フロートを破壊され航行機能を奪われたうえ、星刻らの艦内への侵入を許してしまった。 艦はそのまま太平洋に着水しているが、戦闘後の処遇は不明。 【バリエーション】 ■ログレス級浮遊航空艦 武装: 単装砲×12 ブレイズルミナス 「重アヴァロン」とも呼ばれる大型浮遊航空艦。 左右に大きく広がった主翼が特徴。 アヴァロン以上の量の人員や物資、KMFなどを搭載出来、輸送機としても使われる。ブレイズルミナスも装備されているので防御力も高い。 内部には庭園等他の浮遊航空艦にも見られない設備もあり、長距離移動でもVIPのストレスを和らげるよう配慮されている。 『R2』序盤、アプソン将軍指揮の下、エリア11の新総督となったナナリーを移送する艦隊の旗艦として運用されるが、太平洋で黒の騎士団に奇襲を受け、翼上に取り付いた月下等にブレイズルミナスの内側に入り込まれて一方的に攻撃される。 手柄を焦ったアプソン将軍の暴走もあって、最終的には撃沈した。 □グレートブリタニア 乗組員: モニカ・クルシェフスキー 他 ログレス級の1隻で、第98代皇帝シャルル・ジ・ブリタニアの座乗艦。 第二次トウキョウ決戦時に姿を現すが、戦闘には参加せずに神根島に向かった。シャルルがCの世界に飲み込まれた後の本艦の行方は不明。 ■カールレオン級浮遊航空艦 武装: 単装砲×5 ブレイズルミナス 「軽アヴァロン」とも呼ばれる小型浮遊航空艦。 その呼び名からも分かるとおり、アヴァロンより小型。見た目もアヴァロンをそのままスケールダウンしたようなデザインとなっており、ログレス級とは対照的に左右のボリュームが抑えられている。 メインブリッジを上部に配置。アヴァロン程ではないがKMF運用能力も高い。 尚、開発自体はログレス級より先。 ブリタニア軍艦隊の主力艦で、主にログレス級の護衛艦として運用されることが多い。 黒の騎士団との最終決戦でも多数が配備され、そして撃沈された。 パーシヴァルの武器。 □ドレッドノート カールレオン級の1隻。 最終決戦の際に艦隊に配備されていたが、神虎の天愕覇王荷電粒子重砲の一撃で撃沈された。 □グランベリー カールレオン級の1隻。 マリーベル・メル・ブリタニアの座乗艦であり、彼女が率いる対テロ機関「グリンダ騎士団」の母艦。 通常のカールレオン級とは艦形が異なり、装甲部が全体的に角ばり前部の甲板が無く後部左右にエンジンブロックが配置されいるなど、よりアヴァロンに近いデザインとなっている。 カールレオン級製造開始から間もなく建造されたが、急造艦でもあったため当初は内部のエレベーターに使用制限があるなど諸々の機能が十全ではなかったが徐々に改善され完全稼働状態となっていった。 特にタレイランの翼鎮圧後は第七世代KMFからのフィードバックでエナジー伝達効率などが向上し、飛行速度は時速960kmまで出せるようになった。 グリンダ騎士団の母艦として世界各地を転戦し、騎士団の活躍と合わせその性能を評価され、同級艦の数を増やすきっかけを作った。 □ハイシュナイゼン カールレオン級2番艦。第2皇子親衛艦隊要人護送艦。 名前の通り第2皇子シュナイゼルの保有している。 通常のカールレオン級と違い上部の艦橋部分が大型になっている。 追記・修正はブリタニア軍艦隊の指揮を執りながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] グランベリーってアヴァロン級じゃなくてカールレオン級じゃね? -- 名無しさん (2013-10-11 16 16 20) ルルーシュが黒の騎士団から追放されたときにロロが蜃気楼で撃墜した艦ってどれ? -- 名無しさん (2014-10-21 18 32 24) ↑あれは黒の騎士団の小型浮遊航空艦じゃなかったっけ?斑鳩の項目の -- 名無しさん (2014-10-21 18 35 00) ↑んにゃ、あれはカールレオン級だったよ。遠景からアップになったと思ったら一瞬で撃沈されたけど -- 名無しさん (2014-10-29 00 19 17) ↑マジでか。そういえば船体は横に広くなかったような気がするな -- 名無しさん (2014-10-29 01 17 19) 他の浮遊艦は船体下部にブリッジ(艦橋)があるけどグランベリーって艦橋はどこにあるの?それらしいものが下部に見当たらないのだが -- 名無しさん (2014-12-06 18 26 18) 正直アヴァロンにもハドロン砲積むべきだったよな。ほとんど空中で静止状態のガウェインでも遠距離から多数のKMF一掃したんだから戦艦に積めば強いと思うんだけどなあ -- 名無しさん (2016-07-23 21 21 21) 名前 コメント
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アヴァロンの果実 C ゼロ文明 (2) タマシード:全壊帝国 ■自分のどこかのカードを1枚マナゾーンに置く。 作者:餅キング フレーバーテキスト 一応われたんのマスターについて紹介しておこう。ゆるふわーな感じな見た目と性格と服装で、見ただけでこっちもゆるふわーになるんだお。しかも女性として備えるべき要素全てをコンプした上でナイスボディなんで彼女は天に198物与えられているのではないだろうか。余談だが、アノ子デュエマがすご―――く強くて、あのプリンス・カイザですら対戦拒否するくらいなんだ。大会13連覇といい勝率93%といい、もうわれたんより強いのではないだろうか。もし彼女について知りたいと思ったらぜひ次のエキスパンションにご期待くださいなtttっと。---アヴァロン 評価 こ、これはまさか新シーズン確定...ってコト!?(ち◯かわ風) -- citrus (2022-12-03 00 05 45) 名前 コメント